PDFファイルを作る
TeXでDVIファイルを作成した後、他の人に渡すにはPDFファイルが便利です。色々方法が考えられますが、とりあえず2通り
- dvipdfm コマンドを使う
- PrimoPDF を使う
dvipdfm はTeXを一通りインストールすると使えると思います。PDFに変換したいDVIファイルがあるディレクトリーで
dvipdfm ファイル名
でPDFに変換されます。epsファイルを含んだ図がある場合もきちんと変換され*1、日本語の文字検索も可能なPDFが作成されます。
PrimoPDF*2を使う方法はDVIファイルからだけでなく印刷できるアプリケーションからならPDF作成が可能です。日本語検索が出来るPDFが作成できます。
なお、DVIからPDFを作るには出来るだけdvipdfm を使いましょう。手元にあるDVIファイル(図を6枚含む)をPDFに変換したところを文字、数式ともにdvipdfmの方が綺麗です。ファイルサイズもdvipdfm側では136KB,PrimoPDF側では2.14MBでした。
PrimoPDFは、印刷できるアプリケーションからは簡単にPDFを作成できるので大変便利ですが、DVIからPDFに変換するに限ってはdvipdfmの方がいいようです。
なお、DVI -> PS -> PDF の方法もあるのですが、これはProsper*3を説明する機会にでも紹介できたらいいなと思ってます。
*1:友達の環境では図が入らなかったという情報もあり^^;何故だろう?
*2:http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/document/docsupt/primopdf.html 参照
*3:http://www.cc.kyushu-u.ac.jp/RD/watanabe/RESERCH/PROSPER/ を参考にしてみてください。プレゼンテーション用に考えられたスタイルファイルです。