大学のデータバックアップ方法1

思ったより長くなりそうなので2、3回に分けて更新していきます。

ソフトウェア設定編

とりあえず、大学のホームディレクトリまるごとバックアップ方法をまとめておきます。バックアップしてもそれを保存する方法が必要なのでここはUNIXらしくネットワークを使って移動します。
まずは、必要なソフトウェアを用意しましょう。

どれもフリーソフトです。設定方法は各ソフトのReadmeファイルを・・・と言いたいですが、簡単に説明するとTTSSHを解凍しその中身(本体)全部をTera Term Proのディレクトリに入れてください。その後、TTSSHを起動しましょう。その後、Cancelを押し、setup-tarminal で文字コードEUCに設定。setup-ssh Forwardingの設定で、add をクリックしlocal port 21,remote machine にシステムのIPアドレス*4、portに21を選択しましょう。ちなみに、X Forwarding にチェックを入れるとCygwin などのX Window System を使ってxdvi などのアプリケーションも使用可能になります。その設定を保存した後、setup-Save setup で設定を保存します。
TTSSHを再起動しTCP/IPにチェックをいれシステムのIPアドレスを入力。ログイン画面が現れるので、ユーザー名とパスワードを入力しましょう。ログインできるはずです。
とりあえず、exit として端末からログアウトしましょう。続いてFFFTPの設定。FFFTPを起動し新規ホストをクリック。ホスト名はわかりやすい名前にし、ホスト名にlocalhost。ユーザー名パスワードはシステムログイン時のものを使用します。ローカルやホストの初期ホルダは個人の設定で。拡張タブでPASVモードを使うに必ずチェックマークを入れましょう。もちろんポート番号は21。ホストの漢字コードはEUCです。OKを押し設定を保存しましょう。
これで設定はOK(のはず)。なおFFFTPsshで接続を確保した後でないと使えません。つまりTTSSHでログインしてる間しかFFFTPで接続できません。一応繋げるか確認しておいてください。接続が出来ればソフトウェア設定はここまで。お疲れ様でした。

追記

よくよく考えたら、PuTTYWinSCPの方が設定が簡単だった気がする(試したことないからわからないけど)。使い方や設定は多分だいたい同じなのでこれでダメだったらPuttyWinSCPで試してみてください。

*1:http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/netuty/teraterm.html

*2:http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/netuty/ttssh.html

*3:http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/ftp/ffftp.html

*4:ここではIPアドレスを出すことはしません。学生サーバーのWebのシステムの諸設定を見てください。大学関係者の方が万が一見ていらっしゃった場合、この文章に問題があった場合はコメントください。即削除します。